多血症。始まりは健康診断。
『多血症』について書きたいと思います。
多血症とは、赤血球が異常に増えてしまう疾患のこと。
その中でも、JAK2という遺伝子異常が原因の『真性多血症』というワードで
検索すると、10万人に1~2人とか、頭痛やだるさという症状があるとか、
そういったことが出てきます。なんだかこわいなぁ。
2020年8月。世の中はコロナ禍。そんな中、経済再興のためにGoToキャンペーンが
始まって一ヶ月ほど経ったとある日、会社の健康診断を受けました。
今にして思えば、7月頃は特に身体がだるく、会社のデスクに常備している
アリ〇ミンを飲んでも疲れが取れず・・、という日が続いていました。
(↑ というか以前から疲れやすい体質だったんですけどね・・・)
9月の2週目、健康診断の結果が郵送で送られてきました。
毎年の事ですが、総コレステロール値や中性脂肪、LDLなんかは少々高めで、
その時は「気を付けねば」と思うものの、すぐにいつもの食生活に戻る状態。
その中、血液検査で『要精密検査』との表示が。
血液検査の結果を見ると、次のような数値が出ていました。〈 〉内は基準値。
●赤血球数:622〈400~539〉
●ヘモグロビン:19.1〈13.1~16.3〉
●ヘマトクリット:55.5〈38.5~48.9〉
ヘモグロビンは血液中の赤血球の数。
ヘマトクリットは血液全体の赤血球の割合ですね。
結果を見た瞬間、「うわっ、何やこれ!?」という第一声。という訳で、
会社近くのかかりつけのお医者さんに早速相談。
I先生はいつも的確な診断をされます(個人的感想)。
改めて血液検査をしてもらった翌日、I先生から電話があり、
「大きい病院で診てもらおう」という事で、早速、血液内科のある病院を
予約してくれました。
この時点で「血がドロドロの状態」らしく、『多血症』という言葉を初めて聞いた
瞬間でした。