初めて聞いた『エリスロポエチン』。
多血症のおはなし。
血液内科での初回診察を受けた、その翌日。
(血液内科とは)別の病院の循環器科で検査していた心臓の検査結果が出ました。
こちらは「特に異常なし」とのこと!!
とりあえず、不安要素の一つが解消されたことに安堵。
さて、もう一つの不安要素である『多血症』。
実は、血液内科初診の時に、担当の S 先生から「考えられる病気」の説明を
してもらったのですが、その時は頭重感や身体のだるさもあり、また用語もわからず、
あまりしっかりと頭に入らなかったんですね。
その中でも頭に残った言葉が『慢性骨髄性白血病』。
えっ!? はっ、はっ、白血病ーっ!?
病院からの帰りの電車で『慢性骨髄性白血病』というワードでググるググる!
それで分かったことが『赤血球の増加⇒造血幹細胞の異変⇒白血病等の可能性⇒
骨髄穿刺の検査⇒診断』。
あぁ、なるほど。そういう事ね。
2回目の血液内科受診の日。
初診時の血液検査の結果が出たようです。S 先生曰く「多血は多血ですね」とのお話。
「エリスロポエチンが上がっていないので二次性ではないですね」とS先生。
エリスロポエチン?? 二次性??
あぁそうか、初診の時にわからなかった用語は『エリスロポエチン』か。合点。
エリスロポエチンとは赤血球の増殖を促す造血因子で、
この産生が高まって赤血球数が増加すると二次性多血症なのだそうです。
初診時の血液検査の結果。〈 〉内は基準値。
● エリスロポエチン:6.3 〈4.2~23.7〉
このエリスロポエチン値が上がっていないこと、
あと僕は喫煙者ではないし肥満体系でもないからでしょうか。
二次性多血症ではなく『真性多血症』の可能性が高い、とのお話。
ここでようやく『真性多血症』という具体的な話が出てくるわけですね。
実際に治療を受けておられる方のブログを拝見すると、
真性多血症という診断が出るのには時間がかかるような感じでしたが、
こうして考えられる病気の要因をあたっていくから時間がかかるわけですね。合点。