長かった、23日間の入院生活。
8月20日に突然の腹痛と発熱により1週間入院しました。
虚血性大腸炎との診断。
そして退院したその日の午後、腹痛と下血を起こし、再度病院へ搬送。
緊急手術が必要となり、その日から17日間の再入院。
計23日間の入院を余儀なくされました。
9月11日。
いよいよ退院の日。
でも、ご機嫌で退院という訳ではありませんでした。
1回目の退院時は、その前日からワクワクしたものです。
ところが、回復したと思いきや、突然の下血に見舞われ。
そのようなことから、2回目の退院の時は、
本当に大丈夫なんだろうか、という不安感でいっぱい。
そして何より、看護師さんという頼りになる人たちがいない環境で、
ストーマ生活が始まるわけですから。
もう不安で不安で仕方がない。
そのような気持ちの中で、朝を迎えました。
午前9時過ぎ。
右手につけていた入院バンドが外されて安堵感。
アラジンのジーニーのような気分。
9時45分に病室を辞去。
妻に迎えに来てもらい、車で帰宅しました。
やはり前回のトラウマがあり、自宅にいても落ち着かない。
でも、その日から特に大きな問題はなく過ごすことが出来ました。
あとは、ストーマ生活に慣れること。
退院後の1週間は自宅で静養。
その間に、自宅のトイレでのストーマパウチの処理に慣れるよう
頑張りました。
そして、自宅以外でも、職場や外出時に、
慣れないトイレでストーマパウチの処理ができるかが、
当面の課題となったわけです。
外出時には、消臭潤滑剤や水に流せるウェットティッシュ、
予備のパウチや皮膚保護剤、スムーズリムーバーを常に携帯。
職場のロッカーにも同様に、
ストーマ用品一式を入れておきました。
こうして、
少しずつストーマとの付き合いに慣れていく生活が始まったわけです。