〜健康は大事だな、と思う〜

健康のことが気になる年頃になりました。アラフィフで体験した多血症の治療、S状結腸穿孔(大腸穿孔)での入院と手術、そして人工肛門(ストーマ)の造設について綴るブログです。素人の主観ですが、同じ疾患の方に少しでもお役に立てば幸いです。

大腸カメラ 本番編

 

内視鏡検査を受けるための洗礼でもある「無限トイレ」も

ようやく落ち着きを見せてきた、検査当日の13時。

病院に無事到着。

 

待合室で待っていたら「綾園さ~ん」と声を掛けられました。

「じゃあ、まずはお着換えしてくださ~い」

「パンツは穴の開いた方が後ろになりま~す」

 

今回の大腸カメラ検査は、実は2回目。

去年の8月、虚血性大腸炎で入院した時に、

1回目の大腸カメラの検査を受けました。

その時に、穴の開いたパンツを履かされるのは経験済み。

穴あきパンツと検査着を着て、次は看護師さんによる問診。

 

以前の診察時に記入した問診票の内容を、改めて確認していきます。

その後に点滴開始。

この点滴も4か月半ぶり。少し懐かしい。

 

そしていよいよ検査室へ。

「それじゃベッドに横になってくださ~い」と看護師さん。

あれ?

そういえば、鎮静剤っていつ打つんだっけ??

と思った。

実は、1回目の検査のとき、鎮静剤が早めに効き始めたせいで、

ベッドに横になって、左横を向いてからの記憶がないんです。

気づけば病室のベッドの上。もう検査は終わったとのことでした。

でも、今回は少し違う。

「眠くなる薬、入れますね~」と言われた後、

しばらくしても意識がある。

あれあれ?

眠くなるんじゃなかったっけ?

意識飛ぶんじゃなかったっけ??

左横向きになってもまだ意識がある。

そして「それじゃ検査を開始しますね」とドクターの声。

おいおい、意識あるんですけどー!

と思った次の瞬間。

肛門に何かがぶっ刺さる感覚が。

はぁふぅ ←言葉にするとこんな感じ(笑)

 

 

しばらくすると「上向きになってください」とのドクターの声。

まだ意識がある。

自力で上向きになる。

すると、右側に大腸カメラのモニターが見える。

しっかり見える。眠たくなるという話はどこへ行った!?

それにしても、モニターで見る自分の大腸。結構きれいね。

モビプレップで腸内洗浄したもんね。

 

で、結局最後まで意識が飛ぶことなく、

おしりから何かが抜かれる感覚があり、

「はい、検査終わりますね~」との声。

あらら。

でも、痛みは皆無でした。

もっと痛いとか気持ち悪いとかあるのかなとビクビクしましたが、

そこは鎮静剤が効いていたのでしょうね。

 

検査終了後、車いすに乗せられてリラックスルームへ。

「目が覚めているので、30分くらい安静にしていてくださいね~」と看護師さん。

椅子に座ってぼ~っとしていると、なんだか喉が渇く。

実は検査の際、大腸の動きを抑えるために抗コリン剤を使っているので、

その副作用として、喉の渇きや目がチカチカする、といったものがあるそう。

隣の椅子に腰かけている人(同じく大腸カメラ検査を受けた人)は、

ちゃっかりお茶のペットボトルを持っている。

お主、やるな。

 

14時20分。

鎮静剤の影響も問題ないようなので、今日の検査は終了となりました。

でも検査の結果は教えてもらえず。

主治医の先生の診察予約は来月なので、その時に聞くのかしら。

まぁ、異常はなかった、ということなのでしょうね。

 

帰る前におトイレに行くも、おしっこがなかなか出ない。

これも、抗コリン剤の影響らしい。

 

ドキドキした内視鏡検査もこれでようやく終了。

思っていたよりもスムーズだったので、

本当に良かったと胸を撫で下ろす、今日この頃でした。