大腸カメラ 本番編
内視鏡検査を受けるための洗礼でもある「無限トイレ」も
ようやく落ち着きを見せてきた、検査当日の13時。
病院に無事到着。
待合室で待っていたら「綾園さ~ん」と声を掛けられました。
「じゃあ、まずはお着換えしてくださ~い」
「パンツは穴の開いた方が後ろになりま~す」
今回の大腸カメラ検査は、実は2回目。
去年の8月、虚血性大腸炎で入院した時に、
1回目の大腸カメラの検査を受けました。
その時に、穴の開いたパンツを履かされるのは経験済み。
穴あきパンツと検査着を着て、次は看護師さんによる問診。
以前の診察時に記入した問診票の内容を、改めて確認していきます。
その後に点滴開始。
この点滴も4か月半ぶり。少し懐かしい。
そしていよいよ検査室へ。
「それじゃベッドに横になってくださ~い」と看護師さん。
あれ?
そういえば、鎮静剤っていつ打つんだっけ??
と思った。
実は、1回目の検査のとき、鎮静剤が早めに効き始めたせいで、
ベッドに横になって、左横を向いてからの記憶がないんです。
気づけば病室のベッドの上。もう検査は終わったとのことでした。
でも、今回は少し違う。
「眠くなる薬、入れますね~」と言われた後、
しばらくしても意識がある。
あれあれ?
眠くなるんじゃなかったっけ?
意識飛ぶんじゃなかったっけ??
左横向きになってもまだ意識がある。
そして「それじゃ検査を開始しますね」とドクターの声。
おいおい、意識あるんですけどー!
と思った次の瞬間。
肛門に何かがぶっ刺さる感覚が。
はぁふぅ ←言葉にするとこんな感じ(笑)
しばらくすると「上向きになってください」とのドクターの声。
まだ意識がある。
自力で上向きになる。
すると、右側に大腸カメラのモニターが見える。
しっかり見える。眠たくなるという話はどこへ行った!?
それにしても、モニターで見る自分の大腸。結構きれいね。
モビプレップで腸内洗浄したもんね。
で、結局最後まで意識が飛ぶことなく、
おしりから何かが抜かれる感覚があり、
「はい、検査終わりますね~」との声。
あらら。
でも、痛みは皆無でした。
もっと痛いとか気持ち悪いとかあるのかなとビクビクしましたが、
そこは鎮静剤が効いていたのでしょうね。
検査終了後、車いすに乗せられてリラックスルームへ。
「目が覚めているので、30分くらい安静にしていてくださいね~」と看護師さん。
椅子に座ってぼ~っとしていると、なんだか喉が渇く。
実は検査の際、大腸の動きを抑えるために抗コリン剤を使っているので、
その副作用として、喉の渇きや目がチカチカする、といったものがあるそう。
隣の椅子に腰かけている人(同じく大腸カメラ検査を受けた人)は、
ちゃっかりお茶のペットボトルを持っている。
お主、やるな。
14時20分。
鎮静剤の影響も問題ないようなので、今日の検査は終了となりました。
でも検査の結果は教えてもらえず。
主治医の先生の診察予約は来月なので、その時に聞くのかしら。
まぁ、異常はなかった、ということなのでしょうね。
帰る前におトイレに行くも、おしっこがなかなか出ない。
これも、抗コリン剤の影響らしい。
ドキドキした内視鏡検査もこれでようやく終了。
思っていたよりもスムーズだったので、
本当に良かったと胸を撫で下ろす、今日この頃でした。