〜健康は大事だな、と思う〜

健康のことが気になる年頃になりました。アラフィフで体験した多血症の治療、S状結腸穿孔(大腸穿孔)での入院と手術、そして人工肛門(ストーマ)の造設について綴るブログです。素人の主観ですが、同じ疾患の方に少しでもお役に立てば幸いです。

ストーマ生活の必要備品について思い出してみる。

 

2021年8月、突然大腸に穴が空く病気(S状結腸穿孔)に見舞われて、

ストーマ生活を始めることになりました。

 

ストーマが造設されたということは、

日常生活において、常にストーマパウチが必要になります。

その他にも、用手成形皮膚保護剤、スムーズリムーバーなどの

消耗品類は絶対に必要。

人にも寄りますが、消臭潤滑剤や粉状皮膚保護剤(パウダー)なども必要。

そもそも、これらのストーマ用品はどこで購入できるのか、

Amazonとかで買うの? 街の薬局に売ってるの?

というようなことも最初はわからず、入院中に悩んでおりましたところ、

スターターキットというものを一式もらいました。

どうやらストーマ用品を取り扱う業者さんがあるようで、

病院と提携しているらしく、

初めてストーマを造設した人には、ストーマ基本セットをくれるらしい。

入院の初期に言ってくれれば余計なことで悩まなかったのに。

 

スターターキットの中には、

ストーマパウチが2枚、スムーズリムーバー、用手成形皮膚保護剤、

粉状皮膚保護剤、不織布ガーゼ、あとは用品パンフレットが入っていました。

 

必要な用品があれば、

入院中は看護師さんにお願いすれば発注してくれるらしい。

 

パンフレットには手紙が添えられていました。

本来であれば病室まで来て説明してくれるそうだが、

コロナ禍の影響でそれが叶わず、という内容。

なるほどね。

 

というわけで、

自力で考えるしかないと思いながらパンフレットを見てみると、

例えば消臭潤滑剤だけでもいくつか種類があって、違いがわからない。

消耗品だけでなく、腹巻やパウチカバーなどもたくさんあって、

何が必要で何が不必要なのかもわからない。

ただでさえ、ストーマパウチの処理や今後の生活に不安がある中、

必要な備品すらわからない。

そんな悶々とした中で入院生活を送っていました。

 

ネットでいろいろと調べてみたのですが、

あまり細かいことが書かれた内容が見つからず。

まぁ人それぞれなので、決まったやり方が無いと言えば無いわけですが。

 

そんな中、「快適!ストーマ生活」という本を買いまして、

この本を参考に、日常生活やストーマの状態などを確認しました。

 



その一方、ストーマ造設手術から7日が経過した頃。

ようやく一人でストーマパウチの処理が出来ました。

自分でやってみての気づきがあり、

例えば、洋服が汚れないように洗濯ばさみがあれば便利だなとか、

水に流せるウェットティッシュがあれば便利だなとか、

消臭潤滑剤を小分けできる小さなボトルがあれば便利だなとか、

携帯用の消臭剤があれば便利だなとか、

それら用品を入れておけるポーチがあれば便利だなとか、

いろいろとわかってきたことがあります。

 

本当に、ストーマとの付き合い方は人それぞれですが、

自分なりの方法や便利グッズなどが発見できれば、

そこそこは過ごせるもんだなぁと感じました。