〜健康は大事だな、と思う〜

健康のことが気になる年頃になりました。アラフィフで体験した多血症の治療、S状結腸穿孔(大腸穿孔)での入院と手術、そして人工肛門(ストーマ)の造設について綴るブログです。素人の主観ですが、同じ疾患の方に少しでもお役に立てば幸いです。

僕なりの、ストーマパウチの処理方法。

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オストメイトとしてまだ初心者ですが、

僕なりのストーマパウチの処理方法をご紹介します。

 

結構、駅や商業施設、高速道路のサービスエリアなどには、

オストメイト用のトイレがあったりするんです。

今までは気づきませんでしたが、自分がオストメイトになると、

結構あるもんだなぁと、つくづくありがたく思います。

でも僕は、基本的には洋式トイレに座って処理します。

 

クルクルと何回か巻いたトイレットペーパーと、

水に流せるウェットティッシュを1枚用意しておきます。←これは結構便利。

上着は汚れるかもしれないので、

大き目の洗濯ばさみを使って服を巻き上げて留める。

消臭潤滑剤も直ぐに使えるようスタンバイ。

 

① 準備が整ったところで、パウチの排出口のマジックテープをはがす。

ムニュムニュとお通じを出す。

② まずはトイレットペーパーで排出口を挟むようにして、口をつまんでかき出す。

 

ここで、お水がもったいなくなければ、一度便器を流してみてもよし。

あとのお掃除がラクになります。

 

③ トイレットペーパーで、こよりのでっかいヤツ(やや長め)を作って、

パウチの排出口の内側を、こそぐようにふき取る。

④ 水に流せるウェットティッシュで、排出口の外側と内側を拭く。

この時、指にお通じがつかないように細心の注意をはらって。

⑤ 最後に、消臭潤滑剤を排出口から投入。パウチ内の空気を絞ってから、

排出口をマジックテープで留める。

 

これが一連の流れです。

YouTubeの動画を観てから、自分なりにアレンジしてみました。

今のところ、大きな失敗はありません。

 

外出時でも対応できるように、ストーマ用のポーチも準備しました。

100円ショップのメイクコーナーで売っている、

液体を入れるボトル(10cm高)の中に、消臭潤滑剤を入れておく。

あとは水に流せるウェットティッシュと水に流せるティッシュペーパー。

洗濯ばさみと、消臭用スプレーを入れておけば、外出先のトイレでも

ストーマパウチの処理をラクラクすることが可能です。

 

万一の交換の際にも対応できるよう、新しいパウチ、スムーズリムーバー、

用手成形皮膚保護剤、粉状皮膚保護剤(パウダー)、不織布ガーゼ、

防水テープ(粘着部分の補強用に)などを入れておくと安心。

また、トイレで作業する際にはS字フックなどがあると便利かも。

 

こうして、少しずつストーマ生活を送っていき、

2か月を経過した頃には、随分と慣れてきました。