僕なりの、ストーマパウチの処理方法。
オストメイトとしてまだ初心者ですが、
僕なりのストーマパウチの処理方法をご紹介します。
結構、駅や商業施設、高速道路のサービスエリアなどには、
オストメイト用のトイレがあったりするんです。
今までは気づきませんでしたが、自分がオストメイトになると、
結構あるもんだなぁと、つくづくありがたく思います。
でも僕は、基本的には洋式トイレに座って処理します。
クルクルと何回か巻いたトイレットペーパーと、
水に流せるウェットティッシュを1枚用意しておきます。←これは結構便利。
上着は汚れるかもしれないので、
大き目の洗濯ばさみを使って服を巻き上げて留める。
消臭潤滑剤も直ぐに使えるようスタンバイ。
① 準備が整ったところで、パウチの排出口のマジックテープをはがす。
ムニュムニュとお通じを出す。
② まずはトイレットペーパーで排出口を挟むようにして、口をつまんでかき出す。
ここで、お水がもったいなくなければ、一度便器を流してみてもよし。
あとのお掃除がラクになります。
③ トイレットペーパーで、こよりのでっかいヤツ(やや長め)を作って、
パウチの排出口の内側を、こそぐようにふき取る。
④ 水に流せるウェットティッシュで、排出口の外側と内側を拭く。
この時、指にお通じがつかないように細心の注意をはらって。
⑤ 最後に、消臭潤滑剤を排出口から投入。パウチ内の空気を絞ってから、
排出口をマジックテープで留める。
これが一連の流れです。
YouTubeの動画を観てから、自分なりにアレンジしてみました。
今のところ、大きな失敗はありません。
外出時でも対応できるように、ストーマ用のポーチも準備しました。
100円ショップのメイクコーナーで売っている、
液体を入れるボトル(10cm高)の中に、消臭潤滑剤を入れておく。
あとは水に流せるウェットティッシュと水に流せるティッシュペーパー。
洗濯ばさみと、消臭用スプレーを入れておけば、外出先のトイレでも
万一の交換の際にも対応できるよう、新しいパウチ、スムーズリムーバー、
用手成形皮膚保護剤、粉状皮膚保護剤(パウダー)、不織布ガーゼ、
防水テープ(粘着部分の補強用に)などを入れておくと安心。
また、トイレで作業する際にはS字フックなどがあると便利かも。
こうして、少しずつストーマ生活を送っていき、
2か月を経過した頃には、随分と慣れてきました。