骨髄穿刺の結果。
今日は、多血症のおはなし。
初めての骨髄穿刺・骨髄生検から1週間後。
検査の結果を聞くために、3回目の血液内科を受診。
この日はまず最初に採血をして、
それから約1時間後に担当の S 先生の診察を受けました。
先週の、骨髄穿刺の検査結果を教えてもらったところ、
慢性骨髄性白血病、骨髄繊維症ではないとのお話。
とりあえず、安堵。
1時間前に採血した結果をみると、
ヘマトクリット値が 50(細かい数値忘れました!)近くに下がっており、
先生曰く「瀉血の効果が結構出ているかな」との事です。
で、真性多血症の要因である『JAK2遺伝子の異変』を確認するための
検査結果が出るのにもう少し時間がかかることと、
骨髄生検の結果もまだ出ていないことから、次の診察は2週間後となりました。
その後、瀉血(血を抜いて捨てることを)400 ㏄。
そういえば、瀉血は献血と同じで、注射の針がやや太いんですね。
穴がはっきり見えるくらいの針の太さ。
ちょっとビビる。
瀉血しながらのまったりとした時間。
ぼ~っと考えてると、今の自分の状態、
つまり、自分はいったい何の病気なのかが分からず、
不安が高まってしまいました。
なので、もう一度S先生とお話がしたいとわがままを言って、
瀉血後に再度診察の時間を頂きました。
その際に、骨髄増殖性腫瘍患者・家族会 (MPN-JAPAN)制作の
『骨髄増殖性腫瘍について』という小冊子を頂き、
それを元に説明してくださいました。
そこでようやくわかったことが、
今、自分が持っている疾患は『骨髄増殖性腫瘍(造血幹細胞に後天的な
遺伝子変異があり、異常が生じて血液細胞が過剰に作られる病気の総称)』の
可能性があるらしく、その中で一番可能性が高いのが『真性多血症』とのこと。
この診断を下すのに、真性多血症以外の可能性を探りながら、
真性多血症の診断基準を満たすためにあらゆる検査を行っているようです。
そして、真性多血症の治療法は、
「これ(この病気)は長い付き合いになるのですか?」と聞くと
「そうなりますね。」と先生。
そうか。この病気って基本的に治らんのか~。
と、この時点でようやく状況がつかめてきました。
「わからないことがあれば遠慮せずに何でも聞いてくださいね」とS先生。
まだぼんやりとではありますが、覚悟を決めた瞬間でした。