〜健康は大事だな、と思う〜

健康のことが気になる年頃になりました。アラフィフで体験した多血症の治療、S状結腸穿孔(大腸穿孔)での入院と手術、そして人工肛門(ストーマ)の造設について綴るブログです。素人の主観ですが、同じ疾患の方に少しでもお役に立てば幸いです。

入院4日目に、初めての大腸カメラ。

 

地獄の浣腸を体験

腹痛と発熱のため緊急搬送され、即入院。

入院したのが金曜日の夜だったため、

翌土曜日は消化器内科の先生がお休みだったのでしょうかね。

3日目の日曜日に、ようやく主治医のM先生の回診がありました。

 

大腸(S状結腸)の炎症の状態を詳しく調べるため

「大腸カメラで検査しましょうか」とM先生。

えぇ~!大腸カメラぁ~!? なんだか怖い・・・。

入院した時、救急のドクターの見立てでは「虚血性大腸炎」。

M先生は、大腸の炎症の原因が、潰瘍やウイルス性の疑いも考えて、

大腸カメラで検査してみましょう、とのことらしいです。

 

入院して4日目の8月23日。大腸カメラの検査の日。

検査の前に浣腸をしないといけないのだとか。

看護師さんより「当日は13時から検査なので、その前に浣腸しますね」と

言われていました。

浣腸なんてしたことないので、それだけで前日から緊張状態。

 

12時半頃、看護師さんが病室のベッドまでやってきました。

「浣腸しますねー」って。えっ、ここで!? 病室ですけど!!

てっきり処置室のようなところでするのかと思いきや、

病室のベッド(4人部屋ですよ)で浣腸されました。

ズブッ! にゅるにゅる~。

そして「5分くらい我慢してくださいねー」と言われたものの、

1分も経たないくらいでもよおしてしまう。もう我慢できない!

結局、浣腸してから2分ほどでおトイレへ。

下痢をした時に味わう下腹部の激痛があり。脂汗もダラダラ。

トイレで出したお通じの状態を看護師さんがチェックするんですね。

なんだか恥ずかしいやら情けないやら・・・。

でもお腹が痛くてそれどころじゃなかったなぁ。

本当は、お通じが透明近くになるまで出し続けないといけなかったのでしょうが、

もう浣腸が辛くて、2回目でギブアップ。

看護師さんも渋々・・・といった感じでOKが出ました。

 

鎮静剤の投与で暴言をはく

予定より少し遅れて13時過ぎに、検査着に着替えて検査室へ。

大腸カメラの時は、肛門部分に穴が開いたパンツを穿くんですね。

なんせ初めての体験なのでもうドキドキ。

検査台で横になったのですが、しばらくしてからの記憶がなく、

鎮静剤で眠ってしまったようです。気づけば病室のベッドの上。

しばらくして主治医のM先生の回診。

先生曰く、「覚えてないと思うんですけど、結構暴言はいてましたよ」とのこと。

ぼ、暴言!?

意識昏睡の中、僕はいったい何を言ったんだろうか。

結局、どのような暴言をはいたのかは怖くて聞けず。

 

検査の結果は後に聞くことになったのですが、

肛門から割と近い部位で炎症があり、大腸の奥の方までは見なかったそうです。

潰瘍は見当たらず、生検の結果は、

大腸粘膜の血液の流れが悪くなっていた訳ではない、と聞きました。

ですが、診断結果は「虚血性大腸炎」とのこと。

この辺りが素人的にも謎が残りました。

 

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