〜健康は大事だな、と思う〜

健康のことが気になる年頃になりました。アラフィフで体験した多血症の治療、S状結腸穿孔(大腸穿孔)での入院と手術、そして人工肛門(ストーマ)の造設について綴るブログです。素人の主観ですが、同じ疾患の方に少しでもお役に立てば幸いです。

無事、退院したものの・・・。

 

退院した日の午後に下血

入院して6日後の8月26日。無事退院の日を迎えました。

 

午前8時。朝食の時間。これで病院食も最後と思いながら食べた食事。

コッペパンとりんごジャムだったのですが、本当においしく頂きました。

 

そして午前10時頃、荷物を持ってT総合病院を出発。

シャバの空気はうめーな、と感じながら意気揚々と帰宅。

しばらく自宅で安静にしておりました。

 

ところが、夕方頃にお腹に異変があり。

腹痛を伴い、トイレに行くと赤っぽいお通じが。なんだか嫌な予感。

そして30分後に下血。便器が血で真っ赤になってしまったんです。

虚血性大腸炎で入院した日の1週間前でも、このような下血は無かったので、

これはもうやばいと思いました。

 

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119番で救急車を要請

入院していたT総合病院に即行で電話。

看護師さんが対応してくれたので、症状を伝えました。

T総合病院は自宅から車で1時間ほどかかる遠方にあるため、

自宅近くの救急病院で診てもらうよう言われました。

こうなったら119番だと思い、迷わずに電話して救急車を要請。

お腹が痛いながらも、入院は覚悟しなければと思い、

必要最低限の荷物の支度。

しばらくすると、遠くから救急車のサイレンが聞こえてきました。

 

救急車で搬送

救急車が到着したときには痛みもMAXでは無く、

10段階でいうところの6~7くらい。

そのため、救急車には自力で歩いて乗車。

そして救急隊に受け入れ可能な病院を探してもらったところ、

隣町の市民病院に消化器内科のドクターが在勤しているらしく、

受け入れてくれることになったので、救急車で搬送。

 

検査の結果、大腸穿孔が判明

隣町のS市民病院に到着後、ただちにCTなどの検査を実施。

しばらくして検査結果が出たようです。

担当してくれた消化器内科のドクター曰く「大腸に穴あいてますわ」と。

ゲゲッ、大腸に穴が開いてる!?

どうやらS状結腸の部分に穴(穿孔)が開いているらしいのです。

しかも「開いている穴から糞便が腹腔内に流れ込んでましてね。

本来きれいな腹腔内に糞便が入ることで、腹膜炎を起こすかもしれませんわ。

なので、手術せんとあきませんわ」とのこと。

ゲゲッ、手術が必要!?

ちょっとショックなんですけど!!

 

手術となると、入院していたT総合病院に行った方が良い、

というドクター判断になったようです。

そして、救急車の到着を待ち、40~50分かけてT総合病院に再搬送されたのでした。