〜健康は大事だな、と思う〜

健康のことが気になる年頃になりました。アラフィフで体験した多血症の治療、S状結腸穿孔(大腸穿孔)での入院と手術、そして人工肛門(ストーマ)の造設について綴るブログです。素人の主観ですが、同じ疾患の方に少しでもお役に立てば幸いです。

手術後の経過。

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写真はイメージ。

8月28日。手術から2日後

お昼頃の体温は37.8度と、微熱より少し高い状態。

この日も歩行練習。20メートルくらいを歩いて、そのあと休憩。

そしてまた20メートル歩いてベッドに戻る。とにかく歩くことが重要。なのかな。

 

この日の夕方、点滴のラクテックGを投与しながら、

ICUからHCU(高度治療室)にストレッチャーに乗って移動。

ようやくテレビが備え付けの部屋に入れた。

看護師さんにテレビカードを買ってきてもらって、

よし、これで時間つぶしが出来る!

と思ったものの、なんだか集中力が無くて・・・。

テレビの内容が頭に入ってこない。

 

8月29日。手術から3日後

1回目の入院から数えて通算で10日目。

朝の体温は37.0度と微熱あり。動くとまだお腹が痛む。

抗生剤のメロペネムが点滴で投与されている。

おしっこの管がささっているので、

尿意をもよおしても、しばらくしたら解消される。

それでも一度、なかなか尿意が治まらなかったので看護師さんを呼んだところ、

管が詰まっていたのか、処置をしてもらったらスッキリした。

 

ICUやHCUでは、心電図が身体につながれっぱなし。

点滴も機械を通して投与されており、徹底管理されている。

しかも、エラーがあると夜中だろうが何だろうが、

ピコピコと大きな音でアラームが鳴る。

安眠妨害やん・・・。

 

8月30日。手術から4日後

熱は36.7度と、平熱に戻った。

人工肛門ストーマ)のパウチの接着面をはがすのに、

スムーズリムーバーという剥離剤がいるらしい。

なので、車いすに乗って、看護師さんに押してもらいながら、

病院内の売店に買い物に行った。お値段は30ml入りで1200円程度。

ん~、高いんか安いんかわからんなぁ。

ネットで検索すると、送料込みで1500円~2000円程度なので、

病院の売店の方が安いのか!

まとめ買いしちゃおうかなぁと思ったけど、とりあえず1本だけ購入。

このスムーズリムーバー。

ストーマ生活では、必需品となるわけです。

 

この日から食事が再開。約4日ぶりの食事。

軟飯200gは結構きつい。

おかずはサバの味噌煮。ごく薄味・・・。

僕の大腸はちゃんと動いてくれるだろうかと心配しながら

恐る恐る咀嚼。

ドクター曰く、「術後の経過は順調なので、ごはんを食べながら回復を待つ」とのこと。

術後、常に繋がっていた痛み止めのフェンタニルが、この日の夜に外されました。

 

8月31日。手術から5日後

熱は37.1度と微熱。

この日、おしっこの管が外された。

管が抜かれる瞬間はほんのちょっとだけ痛いというか、

何とも言えない気持ち悪さがある。

そのあと、久々にトイレでおしっこが出来ましたよ。

午後は、いよいよ一般病棟に引っ越し。

心電図も外されて、あとは点滴と腹腔ドレーンがまだ着いてるけど。

 

この日の昼、2回目のストーマパウチの交換がありました。

交換はすべて看護師さんがやってくれましたが、

この作業、いずれは自分一人で出来ないといけないわけで。

全くもって自信ない・・・。

しかも、夜になって「なんか臭うなぁ」と思っていたら、

パウチの面板(ストーマ装具を体に粘着させる円盤状の部分を指し、

皮膚保護剤を中心に構成されている:ザイタックHPより)が

剥がれるという事態発生。

急いで看護師さんを呼んで、新しいパウチを再度取り付けてもらいました。

「こんなにすぐに剥がれるの!?」と不安感が倍増・・・。

どうやら取り付け方が悪かったようですが、

こんな事もあるのかと、落胆した1日でした。