〜健康は大事だな、と思う〜

健康のことが気になる年頃になりました。アラフィフで体験した多血症の治療、S状結腸穿孔(大腸穿孔)での入院と手術、そして人工肛門(ストーマ)の造設について綴るブログです。素人の主観ですが、同じ疾患の方に少しでもお役に立てば幸いです。

手術後は順調に回復。でもストーマが・・・。

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9月1日。

手術から1週間が経過。

お腹の痛みはかなりマシになったものの、でも歩くとまだ痛い。

この日、腹腔ドレーンが抜かれました。

痛みなどは一切なし。少しこしょばい感じがするだけ。ほっと一安心。

あとは、身体についているものは点滴だけだ。

ストーマパウチの排せつ物の処理を、看護師さんがやってくれた。

慣れるために、その様子をジーっと見る僕。

この日の深夜、点滴が外されたので、

身体についているものがなくなり身軽になりました。

 

9月2日。

この日は1週間ぶりのシャワーを浴びれることになりました。

その前に、やることが一つ。

ストーマパウチを取り外す作業。

これまで目視してきた交換の作業を、いよいよ自分でやる時が来た。

看護師さんに見てもらいながら、スムーズリムーバーを使って、

接着面をはがす。不織布ガーゼでストーマ周辺を拭く。

そしてシャワーを浴びる。

当然ながら、シャワーを浴びている最中にも容赦なくお通じが出る。

僕は焦りながら、洗い流す。

このやり方は、大変だなということを学び、

とりあえずパウチを外した状態でシャワーに入るのはこれっきりにしましたが。

 

シャワーのあとは病室に戻って、

看護師さんがストーマパウチを取り付けてくれました。

 

 ↓↓ ここから先は、やや汚い表現がありますのでご了承ください・・・

 

そして、いよいよストーマパウチの処理を一人でやってみようと決断。

トイレに入ったものの、洋式便器を前にして。

あれっ、どの体勢でやればいいんだっけ??

そうだ。これまではベッドの上で排せつ物を廃棄してもらってたんだ。

だから、トイレでの出し方がよくわからない。

とりあえず、便器の前にひざまずいて、

パウチ内の排せつ物を出してみたのですが・・・。

なんと便器からお釣りが返ってきて、顔にぺちゃ。

「ウギャ~~!!」と僕。

初めてストーマ処理した日から「もういやや~~(涙)」となった、

ストーマ生活のスタートでした。